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第三回:パラダイムシフト
2005年7月
 

★今月のポイント★
コツコツ積み上げることが、結局は近道なのです。

「コーチングは時間がかかる」「コーチングはまわりくどい」そういう印象をもたれている方は少なくありません。特に企業は、個人にお金と時間をかける事に戸惑いを感じるようです。それはそうですよね。社員数が多ければ多いほど、個人ではなく組織に目を向けがちです。しかし、リスクをとって社員一人ひとりにコーチングを導入した企業は、予定していた時期に目標を達成するという事例が沢山挙がっています。
パラダイムシフトという言葉があります。コーチングではこれを「劇的な変化」と捉えています。一生懸命何かを練習しているのに、なかなか上達せずイライラしたご経験はないでしょうか。例えばテニスの練習とか英会話とか。あまりにも上達が遅いので「ええぃ、もういいや!」と開き直ったことはないでしょか。開き直ったとたんに急に物事が上手くいったことはありませんか? これがパラダイムシフトです。視点を変えたとたんに、これまで積み上げてきたことが実を結ぶ瞬間です。
これといって練習もしていないのに上手くいくこともあります。これは「偶然」とか「まぐれ」といって、一回きりの経験でしかありません。しかしパラダイムシフトは一度上手くいった経験がその後もずっと続きます。なぜなら、これまでコツコツと積み上げてきたものがあるからです。企業にコーチングを導入すると、だいたい1ヶ月から2ヶ月くらいは「こんなにまわりくどいことをして何の意味があるの?」という疑問をもたれます。それでもコツコツ継続すると、そのうち誰かにパラダイムシフトが起こります。そのパラダイムシフトはまわりにどんどん連鎖し、そのうち社風改革にまで達します。その連鎖は、ものすごいスピードで進みます。つまり、コツコツ積み上げようとする姿勢を持っている人にはいつか必ずパラダイムシフトが起こり、結局、目標を達成するのが早いのです。

 


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