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今回は、いまビジネス界で注目されている新しい資格「コーチング」を取り上げます。
藤本さんは両親が宮古出身で、毎月那覇市でも講演会やワークショップを開催し、好評を博しています。コーチングとはどのようなものなのか。今月九日に那覇市の産業支援センターで開かれた「企業活性化ためのコーチング・リーダーシップ」と題した藤本さんの公演とゲストスピーカー久高さんが語った内容をご紹介します。 |
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コーチングとは
コーチングとは、相手の能力を引き出し、自発的な行動につなげ、そして持続させるためのコミュニケーションスキルです。
コーチという言葉をお聞きになって、大体の方がスポーツ界のことをイメージされたのではないかと思います。コーチングは米国で生まれ、日本には一九九七(平成九)年に入ってきました。日本では、特別な技術を教えるという意味でコーチという、言葉が知られていますが、米国では相手の持っている強みを発見して、それを引き出していくという事で知られています。
コーチングでは相手が思ってていることをどんどん言葉にして明確にさせていきます。「人は誰でも自分で答えを見つける能力を持っている。」と信じることからコーチの仕事が始まります。
リーダーとは
では、今日のテーマでもあるリーダーシップとはどのようなものでしょう。
私は「マネージャー(組織管理+コーチ(人材開発)=リーダー」だと考えます。
これまでのリーダーは、主に指示命令を部下に下すというものでしたが、それではなかなか人は育ちません。部下も「自分で考える」自立した人材にになってこそ、本当の意味での組織力につながると思いますし、それを引き出すのが、リーダーの努めだと課考えます。
これからの企業とは
組織の中で生きていくには組織の方向性や目標というものを、考えなければいけません。これが、必ずしも個人の目標やビジョンと一致するとは限りません。個人の意思を尊重せずに、企業のやり方に合わせることを「操作主義的マネジメント」と言います。逆に企業のやり方よりも個人の方を尊重したものを「放任主義的マネジメント」と言います。
この二つのマネジメントのやり方で共通していることは、気力の低下です。どちらのやり方であっても気力が低下していくということです。
ではこれからのマネジメントがどうあるべきかを考えた場合、組織と個人がそれぞれ考え方を出し合い、ともに協力して働き、組織と個人の充実をもたらしながら成果を向上させる、つまり「協働(コラボレーション)主義的マネジメント」が重要だといえます。これを行うのに効果的なコミュニケーションスキルがコーチングなのです。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長も新聞のインタビューで答えているように、「これからの経営は部下をサポートすることではなくコーチすることだ」と語っています。 社員一人一人の「考える力」を育て成長させていく技術として、コーチングはまさにこれからのリーダー、経営者が学ぶにたるものだと思います。
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(編者感想)
講演会では、実際にコーチングとはどのようなものなのか、会場の参加者一人と藤本さんによるロールプレイが行われた。
参加者は最初のうち、藤本さんの質問に即答しながら言葉数も多かったが、藤本さんの質問が「それでは、そのためにはどうしたらいいと思いますか」「それをやったらどのように変わると思いますか」「あなたは社内でどのような人になりたいのですか」など、質問が進むにつれ、考える時間が長くなり、自分自身の頭の中を整理して考える様子が印象的だった。
また、藤本さんの「あなたのミッション(使命)は何ですか」との問いは、自分白身も深く考えさせられた。
(座苦味淳子) |
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那覇市出身、千葉県在住。幼児教育会社社長秘書、ビジネス・スクール学校長秘書及び、日本IBM株式会社営業部長秘書を経て、平成12年よりエグゼクティブ・コーチとしての活動を開始。主に経営者や企業のマネージャーのコーチにあたり、作家、芸術家、俳優など、「個性」を職業に生かすクライアントも多い。
沖縄出身で盲目のテノール歌手として活躍している新垣勉さんとはビジネスパートナーとして「コラボレーション・ハーモニー」というプロジェクトを立ち上げ、10月に東京、来年3月に那覇市のコンベンションセンターにてコーチング・コンサートを開催する。
父は琉球銀行宮古支店長も務め、元りゅうぎんビジネスサービス(株)代表取締役社長の宮沢盛次さん。現在は藤本さんが所属するインテリジェンス・アンリミテッドの代表でもある。母は『沖縄のむかしばなし』の筆者でもある宮沢貞子さん。
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