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米国発のコーチング
2004/07/20 沖縄タイムス
   
引き出せるやる気 「戦略的」研修花盛り

掲載記事

会話術を学んで組織内を活性化

米国のスポーツ・コーチングを発祥にした「コーチング」。

主に部下のやる気を引き出す上司のマネジメント一コミュニケーション技術として、県内のビジネス界でも注目を集めている。

従業員の資票能力を最大限に発揮させるだけでなく、コーチングを通して上司である経営者自身が自らの課題や、あるべき姿を明確にできるなどい企業経営全般に生かせると好評だ。


県内で企業経営者や個人を対象にコーチングの講座を開くインテリジェンス・アンリミテッド(本社東京)の藤本ゆかり代表らによると、コーチングは「問題解決の答えはその人自身の中にある」を基本に、コーチの対象となる人の能力や可能性を引き出す技術。

日産自動車のカルロス・ゴーンCEOが経営改革の手法として活用したことでも知られる。コーチは相手の話を良く聞きい認めて励ます姿勢に徹し、相手側には「Doing (行動)」「Being (姿勢)」「Space (場づくり)」を考えさせ、自らの課題を気付かせることが狙いという。

 

友人の勧めで受講した県内中小企業の経営者は「経営側が作った事業計画で、事業を管理する管理職に言い訳が多い。私自身も幹部職員らとの会話が日々少ないことに気付いた」など具体的な経営課題を発見。

職員が自主的に判断して行動に移せるような職場環境づくりに向け、幹部職員にもコーチングを学ばせる考えだ。一方、与那原町商工会の津波古透経営指導員も商店街活性化を目的にコトチングに参加。

「商店街が協働した販売促進など一定の成果が出ているが、組織力を高めるリーダーシップの養成や、個々の商店主たちのやる気を生み出したい。悩みを抱えた人の問題を解決するには経営指導員自身が変わらないといけない」と指導員の資質向上も目的にしている。

 

ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナフの前田員子取締役管理さ長は社員の教育手法を検討するために受講。コーチングの効果を「指示待ち人間から、提案型人間、自発的人間、行動型人間へ変容する可能性がある」とみている。