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コーチングの効果
2002/07/ 月間秘書
〜夢や目標の実現に向けて〜
4月定例会レポート
 

掲載記事

コーチという言葉をお聞きになって、大体の方がスポーツ界のコーチのことをイメージされたのではないかと思います。

コーチングは米国で生まれ、日本には1997年に入ってきました。

日本では、特別な技術を教えるという意味でコーチという言葉が知られていますが、米国では相手の持つている強みを発見して、それを引き出していくということで知られています。

 

■企業においてニーズが高まる背景〜協働主義的マネジメントへ

 

組織の中で生きていくには組織の方向性や目標というものを、考えなければいけません。これが、必ずしも個人の目標やビジョンと一致するとは限りません。個人の意思を尊重せずに、企業のやり方に合わせるやり方を操作主義的マネジメントと言います。逆に企業のやり方よりも個人のやり方を尊重したものを放任主義的マネジメントと言います。

この二つのマネジメントで共通していることは、気力の低下です。どちらのやり方であっても気力が低下していくということです。では、これからのマネジメントがどうあるべきかを考えた場合、組織と個人の考え方を出し合い、共に協力して働き、組織と個人の充実をもたらしながら成果を向上させる、協働主義的マネジメントが求められています。これを行うのに効果的なコミュニケーションスキルがコーチングなのです。

 

■特徴〜モチベーションをアップさせる

 

コーチングは指導するのではなく相手の能力を引き出し、「行動」を重視します。「出来るか出来ないか」は未来のことなので誰にも分かりません。

要は「やるかやらないか」なのです。では、やるかやらないかを左右するものは一体何なのでしょうか。

それは、「やりたいかやりたくないか」です。私はコーチとして、相手の「やりたい」「やらずにいられない」要素を引き出す仕事をしていると認識しております。

そしてそれは個人力、組織力を高め、業績アップにつながっています。

 

■コーチングを行う前提条件〜答えは本人が持っている

 

1. 「人は誰でも自分で答えを見つける能力を持っている」と信じる
2. 相手の人生全体を取り扱う
3. 相手が主題を決める
4. 相手と意図的な協働関係をつくる

 

例えば、「英語の勉強が続かない」ということだけをテーマに取り上げると中々進みません。

なぜなら「英語を勉強する」ということは小さな枠や視界で話をするようなものだからです。

相手の人生全体を取り扱ってその中で、その人の強みは何か、魅力は何か、成功体験は何か、失敗体験の中で何を学んだかということを取り上げ、コーチングは行われていきます。