コー チングを受ける最大のメリットは「モチベーションを高める事」だと言い続けている。「やれるかどうか」は未来の事だから誰にもわからない。要は「やるかや らないか」だ。では「やるかやらないか」を左右するものとは何か。それは「やりたいかやりたくないか」なのだ。だから私たちコーチは人をサポートするとき 「本当にやりたい事なのか」の確認を徹底的に行う。しかしそれはあくまでも最初のステップでありゴールではない。ゴールとはやりたい世界をつくり出す事 だ。そのために「やり続ける」サポートを行うのが私たちコーチの大きな仕事となる。
オリンピックが終わり、ゴールドメダリストたちのこれまでの 努力が報じられた。彼らのつくり出したい世界は「世界最強の自分をつくり出す」事。そのためには心の葛藤(かっとう)に打ち勝ちながら苦しいトレーニング を続けなければならない。そこには「やりたくない事」「やらなければならない事」の方が圧倒的に多い。しかしそれでもやり続ける。それがプロフェッショナ ルの生き方ではないだろうか。スポーツの世界では自分の「心・技・体」との究極の戦いを強いられる。だからそれを支えるコーチの存在が必要不可欠となっ た。若者の就職率や組織への定着率が低下している昨今、ビジネス界にもコーチングを浸透させる必要があると切実に感じている。親も上司も教師も、使命感や 責任感をもった「プロフェッショナル」を育成する事が早急な仕事となるのではないだろうか。
私にも会社の代表者としてプロフェッショナルを育てる仕事がある。部下たちをしょっちゅう泣かしている。泣かしたり恨まれる仕事は「やりたくない仕事」。でも指導者自信もプロフェッショナルとして「やりたくない仕事」から逃げてはいけないのだ。
